十二月十日のテレ朝「スーパーモーニング」は、北澤防衛相のグアム視察を受け、基地問題を取り上げた。
鳥越俊太郎氏「鳩山首相は年内解決など考えていない。日米合意、三党連立、沖縄県民の民意を合わせ、細い一本の道を捜している。実は米軍はグアム移転の準備を着々と進めている。一度合意したという既得権で辺野古建設を主張しているだけだ。政権交代したのだから、日米同盟のあり方も変わってくる。だからこうした問題が起きている」
東ちづる氏「核廃絶宣言でノーベル平和賞を受けたオバマ大統領と、友愛の鳩山首相で、対等な日米関係が構築されるチャンスだ」
やくみつる氏「外交の継続性にこだわるあまり、元の黙阿弥に戻ってはならない」
鳥越氏は相変わらずノーテンキだ。
同じ番組でも、氏のいない翌十一日の放送では、大谷昭宏氏が「県外・国外移転を言うなら具体的地名を出せ」と叫んでいる。鳥越氏の鳩山首相への溺愛ぶりは、もはや病気だ。
(文責・岩間)