六月二日のテレ朝「スーパーモーニング」は、放送中に飛び込んだ、鳩山首相退陣演説をコメントした。
赤江珠緒キャスター「大変見事で力のある演説だった。悲痛な思いが込められていた。心の奥底から出てくる言葉は、伝わるものだ」
テレ朝・三反園訓氏「首相は『総理は孤独だ』『最後は自分で判断したい』といつも言っていた。小沢さんとタイミングを図っていたと思う。芸術的な終わり方だった」
鳥越俊太郎氏「一世一代の名演説だったと思う。政権交代で何が起きたのかを述べ、『普天間』『政治とカネ』の問題に触れ、小沢幹事長にも辞任を迫ったこと。実際には首相から幹事長に声をかけていた。僕は逆だと思っていた。『自分を殺して全体を生かす』という形で、まさに芸術的だ。有権者もすんなり受け入れられたのではないか。単なる選挙対策ではなく、非を認め、身を引くことで諸問題を前進させようとする気持ちだ」
鳩山氏はこの日の議員総会での代表解任動議や、参院での問責決議を恐れて「早逃げ」をしたに過ぎない。それをヨイショしまくる番組には、呆れるばかりだ。
(文責・岩間直樹)
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