「菅首相の記者会見や所信表明演説で論議を呼ぶような発言は極力封印している。
……
むろん小沢一郎前幹事長の政治と金の問題など忘れたかのようだ。参院選までは支持率を下げないため、波風を立てずにいきたいのだろう。分かりやすいといえばその通りだが、いつまでも『臭いものにフタ』が見抜けないような国民ではない」産経抄(6/13)
残念ながら、それが見抜けないのだよ。完璧にね。初め産経抄子は皮肉を言っているのかと思った。それとも早く気付け、ボケ!と、国民に怒っているのかと。いくら怒ったところで新聞離れが急速に進む中、それもごく一部の良識派しか読んでいない産経では、所詮、犬の遠吠え。テレビに勝てはしないのだ。
ハトのあの電撃的な辞任劇。むく鳥かひよどりか知らないが、相変わらず素っ頓狂なハト漫談で煙に巻き、菅のような自己顕示欲が強く、計算高く、口が軽く、暗く冷たい権力亡者、実に長州人の欠点だけを取り揃えた、市民運動家あがりをバタバタと総理に据え、驚くなかれ、支持率急上昇。国民がこんな猿芝居にころっと騙されるとは、正直呆れ果てた。処置なし。
荒井大臣ご愛用のキャミソール。誰か教えて欲しい。なぜキャミソールがよくて、ナントカ還元水は駄目なのか。自殺に追いやられた松岡農相を思うと涙が出る。全くの無駄死にだった。安倍首相のために命を投げ出したのに、鬼畜テレビはそれをも安倍首相のせいにしたのだ。
事務所費と言えば、赤城大臣もいた。絆創膏で毎日叩かれた。しかし今テレビは沈黙を守っている。キャミソール荒井のことは、冗談めかして軽いのりで、花形必殺仕分け人蓮舫に至っては、アリバイ作りに、申し訳程度触れただけだった。どちらも抜かりなく違法性はないと付け加えるのを忘れない。勿論、松岡大臣とて違法ではなかったのだ。
テレビがかように詭弁を弄し、全ての疑惑に頬かむりし、あの万死に値する必殺屠殺人、赤松の責任を問うことなく、ひっそり隠したのも、すべて参院選で民主党に過半数をとらせたい一心なのだ。
自民党政権で官房機密費が政治評論家に流れていたというが、ちゃんちゃらおかしい。金を払ってあの体たらくとは。払わなければもっと叩かれていたということか。それともそれ以上の金が別のところから出ていたのか。
いずれにせよ自民党時代とは、報道姿勢が百八十度違うのは一目瞭然である。それでも騙され続けるのは、私から見れば至難の技だ。今まで目を背けてきた。信じたくなかった。しかしもう認めない訳にはいかない。そう、日本人はゆっくりと馬鹿になったと。ゆで蛙一丁あがり!(怒)
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