中国元人権派弁護士、拷問の実態詳述=48時間連続、銃で殴る
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011011100978
【北京時事】中国の元人権派弁護士、高智晟氏が昨年4月、中国警察に約14カ月、
拘束された際の拷問の状況を米AP通信に語っていたことが分かった。米政府系放送局
ラジオ・フリー・アジア(RFA、電子版)などが11日までに伝えた。
胡錦濤国家主席の公式訪米を前に、中国の人権問題が米国で再び注目を集めそうだ。
高氏は「残虐さは表現不能」と述べつつも、48時間連続で警官が交代しながら同氏を
銃で殴り続けたことや、股間に電気ショックを加えたり、火の付いたたばこを両目に
押し当てられたりしたことを打ち明けた。同房の収監者からは「人間であることを忘れろ」と
アドバイスされたという。
AP通信記者は昨年4月、1年以上も行方不明だった高氏と北京市内での面会に成功。
しかし、過酷な拘束の実態は公表しないよう求める本人の要望を受け、当時は高氏が家族の
ために人権活動断念を決めたことのみを報道。その後、高氏の消息が再び途絶えたことから、
全内容の公表を決意した。
高氏は、非合法化された気功集団「法輪功」メンバーの人権擁護を行っていた。今は当局の
監視下に置かれているとみられるが、消息は不明。(2011/01/11-20:55)
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